一人暮らしの置き配は、不安に合わせて受け取り方を選ぶ

一人暮らしでは、荷物を受け取る場面にも気を使います。玄関を開けたくない。在宅していることを伝えたくない。留守の間、建物内に人が入るのが気になる。こうした心配は、同じ対策で解決できるとは限りません。置き配を使う日と、自宅以外で受け取る日を分けて考えてみましょう。

対面を避けることと、在宅を知られないことは別です

警視庁は、宅配業者を装った訪問者への防犯対策として、インターフォン等で非対面の受け取りを希望する方法を案内しています。警視庁の防犯資料を確認できます。

ただし、インターフォンで応答すれば、相手に在宅していることは伝わります。非対面にしただけで、在宅の有無まで隠せるとは考えないようにしましょう。配達指示に「一人暮らしです」「夜まで留守です」と書く必要はありません。置き場所など、配達に必要な内容に絞るのがおすすめです。

建物内への立ち入りが気になるなら、玄関以外も候補です

オートロックがある建物では、玄関前に届けてもらうために共用部分へ入る必要があります。入館方法や置き配の可否は、管理会社に確認してください。自分の希望だけで、共用廊下を置き場所に決めないようにしましょう。

建物内への立ち入り自体を避けたいなら、建物の入口付近にある宅配ボックスや、自宅以外の受け取り場所を検討します。宅配ボックスがどこにあるか、配達する人がどこまで入るかも確認のポイントです。

ヤマト運輸の受け取り日時・場所変更では、営業所、コンビニ、宅配便ロッカーなどへの変更を案内しています(2026年10月時点)。選べる場所は、対象の荷物の変更画面で確認してください。どの荷物でも同じ場所を選べるとは限りません。

不安に応じて玄関前、建物の宅配ボックス、自宅以外の受取場所を選ぶ図。

留守が気になる日は、回収までの時間で選びます

玄関前の荷物だけで、在宅か留守かを断定できるわけではありません。それでも、荷物を外に長く置きたくない日は、自宅以外での受け取りや、帰宅後に受け取れる日時への変更を検討しましょう。

警視庁は、置き配の盗難への注意として、施錠設備のある場所の指定や、在宅時間に合わせた配達時間の指定、届いた荷物の速やかな引き取りを案内しています。荷物の盗難に関する注意喚起も参考になります。

選び方の目安は、次のとおりです。

  • 帰宅後すぐ回収できる日:建物のルールに沿った置き場所を指定する。
  • 回収まで長く空く日:宅配ボックスや自宅以外の受け取りを検討する。
  • 玄関への訪問そのものが気になる日:コンビニや営業所などを候補にする。

外に貼る案内には、不在時間や帰宅予定を書かず、置き場所だけを示す方法を検討してください。

見守りは、玄関前で起きたことを自分で確認するためです

玄関前の様子を後から確認したい場合は、画像や動画を残す選択肢があります。置き配番は、使っていないAndroid スマホを玄関前などに向けて置き、カメラで見守るアプリです。Google Playで公開中で、利用には月額プランが必要です。

侵入検知では、指定した監視エリア内の動きの前後を画像と動画で記録します。検知すると、連携した自分のGmailに通知が届きます。何が起きたかは、利用者自身が記録を見て確認します。

人・荷物・盗難を自動で判定せず、盗難を物理的に防ぎません。警備会社や警察への通報も行いません。暗い場所では検知しにくく、写っていない場所のことは分かりません。建物全体への立ち入りが気になる場合や、荷物を長く回収できない場合は、受け取り場所の変更を先に考えましょう。撮影する場合も、建物のルールを確認し、必要な範囲に画角を絞ってください。